PayPay(ペイペイ)キャンペーンに批判?日本もキャッシュレスに
この記事は「PayPay(ペイペイ)のキャンペーン」に批判的な主婦さんに読んで欲しい記事です。
PayPayとはQRコード決済のアプリ。
ソフトバンクとヤフーが共同で提供しているサービスです。
PayPayは20%還元キャンペーンを打ち出して、キャッシュレス化を促進しようとしました。
しかし「20%還元祭」には、批判的な声もあがっています。
理由は
・キャンペーンの進め方がおかしかった
・100億円や20%還元を強調しすぎている
・加盟店は家電量販店と一部コンビニだけ優遇され、一般商店はおいてけぼり
・アーリーアダプターと呼ばれるマニアの人をターゲットにして、話題づくりを先行させ、一般の人をおいてけぼり
・アーリーアダプターはチェリーピッカーということを知らない。本当のお客ではないから、騙されないか今後が心配
とのことです。
参考:PayPay祭で燃え尽きたキャッシュレス化の灯火。カード業界から見る孫正義「5つの誤算」とは?=岩田昭男
https://www.mag2.com/p/money/617478
PayPayに批判の声・キャッシュレス化が推進されない理由
PayPayキャンペーンの進め方がおかしかった
ペイペイはキャンペーンが強引だったという声があります。
というのも、元々ペイペイキャンペーンは2019年3月までの予定でした。
しかし、実際にはすでに終了しています(2019年1月現在)。
キャンペーンに対する予算を使い切ってしまったからです。
強引で、置き去りにするプロモーションは利用者軽視との声も出ているようです。
100億円や20%還元を強調しすぎている
ペイペイキャンペーンで強調されたのは「100億円還元」「20%還元」という言葉。
ペイペイサービスで決済した人は、利用金額の20%をバックしてもらうことができました。
しかし、利便性などのプロモーションではなく
「オトク」「オトク」とお金にモノを言わせるようなやり方との声がありました。
加盟店は家電量販店と一部コンビニだけ優遇され、一般商店はおいてけぼり
ペイペイの還元キャンペーンが適用されたのは、ファミマやビックカメラなど、一部のチェーン店舗だけでした。
つまり、一般的な商店には恩恵が無かった、という指摘があるのです。
例えば中国の場合は、ホームレスがQR決済でお恵みするほど普及しているのにも関わらずです。
日本だと限定的な普及になってしまうのでは、と危惧されています。
アーリーアダプターと呼ばれるマニアの人をターゲットにして、話題づくりを先行させ、一般の人をおいてけぼり
ペイペイの告知はネットなどをメインに行われました。
その結果一般の人に普及していないのでは、という批判があります。
マニアの人しか恩恵が無かった、となると、普通に生活している人が不公平感を持つのも仕方ないですね。
アーリーアダプターはチェリーピッカーということを知らない。本当のお客ではないから、騙されないか今後が心配
しかも、マニアの人たちは、サービスの盲点を上手くつきます。
そして、還元の恩恵を上手く享受します。
キャンペーンは利用された、という見方がありそれが批判につながっているようです。
PayPay(ペイペイ)キャンペーンに賛成派の意見(筆者)
私見ですが、筆者はペイペイキャンペーンに賛成派です。
というのも、キャッシュレス化はメリットが大きいからです。
QRコード決済を普及させるために、大規模なキャンペーンを行うことは有効な施策だったとも思っています。
日本は現金派が非常に多いです。
しかし、クレジットカードで決済をすればポイントが付き、常に還元などの恩恵があります。
今回のペイペイキャンペーンも同様で、大きな恩恵がみんなにあったと思っています。
さらにお店側の管理も、キャッシュレスの方が容易です。
現金は管理が大変です。
キャッシュレスであれば、強盗が襲って来ても渡すお金が無いのです。
バイトの方が行うレジでのお金の計算も必要なくなります。
QRコードで決済を行うことで、スムーズなお会計ができて、自分たちの時間にも余裕が生まれます。
ミスも減って「おつりがおかしい!!!」と怒ることもなくなるのです。
キャッシュレス化に賛成の筆者だからこそ、ペイペイのような大規模キャンペーンには賛成しています。
PayPay批判よりキャッシュレス推進の考えを
まとめると、
・ペイペイのキャンペーンの進め方はおかしかった
・100億円や20%還元を強調しすぎている
・加盟店は家電量販店と一部コンビニだけ優遇され、一般商店はおいてけぼり
・アーリーアダプターと呼ばれるマニアの人をターゲットにして、話題づくりを先行させ、一般の人をおいてけぼり
・アーリーアダプターはチェリーピッカーということを知らない。本当のお客ではないから、騙されないか今後が心配
・筆者はキャンペーンに賛成
キャッシュレスは便利です。
大規模キャンペーンは広告効果もあり、広い普及につながったと感じています。